混合肌の原因と症状、スキンケア方法 - 肌トラブル講座

肌トラブル講座 混合肌編

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肌トラブル講座 混合肌編

最終更新:2024年1月15日

混合肌とは、「Tゾーンはテカりやすいのに、目や口の周りは乾燥して肌荒れする」など、部位によってまったく異なる肌悩みを同時に抱えている状況です。 混合肌のスキンケアには、乾燥肌に大切な「保湿」と、脂性肌に大切な「毛穴の引き締め」を、部位ごとに同時に行うことが大切です。たとえば、Tゾーンのテカりを気にするあまり、さっぱりタイプのスキンケアを続けていると、他の部位の乾燥が進行して「インナードライ」と呼ばれる状態になってしまう可能性も。テカる部分はしっかり引き締め、カサつく部分は保湿するなど、部位ごとにお手入れを工夫しましょう。 日本人には混合肌の方が多いといわれています。少しでも皮脂が気になるとついさっぱりケアに頼りがちになりますが、乾燥する部分を見逃さず潤いをしっかり与えましょう。

混合肌は水分と油分の両方で潤いをプラス

「Tゾーンはべたつきがちで毛穴が目立つのに、目や口の周りは乾燥している」など、部分的な肌状態に大きな差が生まれてしまうのが混合肌の特徴です。べたつく部分が気になり、さっぱりしたスキンケア製品を選べばカサつく部分がさらに乾燥したり、目の周りが乾燥するからと油分多めのスキンケアを選べば、Tゾーンのテカりがさらにひどくなったり…。自分に合ったスキンケア方法が分からず、さまざまなスキンケア商品を試しては満足な効果が得られず、コスメジプシーになってしまう方もいるかもしれませんね。 混合肌の方は、水分が不足しがちな乾燥肌寄りの場合が多いといわれています。それなのに、なぜTゾーンが油っぽくなるのかというと、肌の乾燥が進むとバリア機能が低下しまうため、外的刺激に弱くなった肌を守ろうと「天然のクリーム=皮脂」が分泌されるからです。 さらに、混合肌の方はTゾーンのべたつきが気になるあまり、あぶらとり紙で皮脂をこまめにとったり、過剰に毛穴パックをしたり、「皮脂のとり過ぎ」状態におちいっていることも。皮脂をとり過ぎると、もともと乾燥している部分はより乾燥が進み、皮脂分泌が多い部分は乾燥を感じてさらに多くの皮脂を分泌させてしまうという悪循環になってしまう危険性もあります。

混合肌に効果的なスキンケア方法

混合肌のお悩みに適したお手入れ方法は、「肌全体に水分をたっぷり補い、油分もバランスよく補給できるスキンケア製品」を選ぶこと。ただ水分を補うだけでは、全体的に潤いが不足してしまうことがあります。 しかし、油分を必要以上に補うとTゾーンなどがテカったり、ニキビができやすくなったりするでしょう。水分も油分も必要な分だけ補えるスキンケア商品を使って、徐々に肌の水分と皮脂のバランスを安定させていくようにしましょう。 混合肌は揺らぎがちな年齢肌に多い肌タイプ。年齢を感じる混合肌には、肌にやさしい自然由来の成分が配合されたスキンケア商品がおすすめです。 例えば、いま注目のフィトエキスはさまざまな肌トラブルに対して改善効果が期待できる成分であり、具体的には乱れた肌環境を整えて肌の生まれ変わりをサポートする働きや、肌ダメージの原因に負けない丈夫なお肌に整える作用などがあるといわれています。 また、フィトエキスは水分と油分の両方になじむ特性があり、水分を補って角質層を保湿することと適度な油分で肌表面を保護することの両方を同時に実現してくれます。 フィトエキスを配合したスキンケア製品を混合肌の方が使用する場合には、乾燥しやすい部分には多めにつけて、べたつきやテカりが気になる部分には少なめにつけるようにするなど、部分的な肌状態に応じて使用量を調節すると良いでしょう。 混合肌は適正な水分と油分をしっかり継続的に補うことで、皮脂分泌のバランスが整うようになります。水分量と皮脂量のバランスが整ってきたと感じたら、ビタミンC誘導体が配合されたスキンケア製品を使用することもおすすめです。ビタミンC誘導体には毛穴を引き締めて肌のキメを整える効果があるため、お肌の状態をより健やかにすることへの助けになるでしょう。

混合肌の原因

混合肌は個人が生まれ持った性質のほか、肌の外側・内側からのさまざまな要因によって引き起こされているケースも少なくありません。喫煙の習慣や偏った食生活など生活習慣の乱れをはじめ、ご自分に合わないスキンケアを続けてしまっていることで、皮脂分泌や角質層の水分保持力に影響が出ている場合もあるでしょう。季節の変わり目など、肌が敏感になりやすい時期だけ混合肌の特徴がみられるという方もいます。 混合肌をそのまま放っておくと、Tゾーンなどの皮脂が紫外線で酸化することによってくすみや毛穴が黒ずむ原因となったり、目元や口元の乾燥がさらに進んで小じわやハリの低下を招いたりしてしまいます。ご自分の肌状態に適したスキンケアに早めに切り替えるとともに、日常生活における肌トラブルの原因となる要素を減らしていくようにしましょう。 混合肌のスキンケアは「水分はたっぷりと与えながら油分も適度に補給しつつ、部位によって使用量を調整するなどコンディションに合わせて工夫する」ことが大切です。根気よくお手入れを続ければ、水分と油分のバランスが整った本来の肌状態に近づけられるでしょう。  

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